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校長挨拶

平成30年4月2日                                       

      
羽実で充実した高校生活を送り、社会に貢献する産業人になろう!

 皆さん、こんにちは! 今年も羽生実業高等学校は地域とともに生徒、職員が一丸となってがんばっていきます。歴史と伝統のある羽生実業高等学校をどうぞよろしくお願いいたします。羽実がさらに発展するように精一杯努力していきます。

羽生実業高等学校は、1919年(大正8年)に創設され、これまで99年の歴史を重ねて、県内外に2万有余の卒業生を出しております。来年は創立100周年を迎える埼玉県内有数の専門高校です。秩父鉄道の西羽生駅から徒歩5分、東武鉄道の羽生駅から徒歩17分と交通の便もよく、各地から生徒が元気に通学しています。
 

5つの学科の特色 


 ・ビジネス会計科:会計などビジネスの専門家になれる 

・商業科:    商業に関する多くの資格が取得できる 

・情報処理科:  最新の設備を使い、情報化社会をリードする 

・園芸科:    園芸作物に関する専門的な知識と技術が身に付く 

・農業経済科:  食品・調理と環境資源に関する知識と技術が身に付く

本校には、中学生の皆さんがこれまでに経験したことのないような、専門高校ならではの商業や農業に関する特徴的な行事や講習・実習もたくさんあります。そのほかにも地域と連携したボランティア活動やさまざまな行事をとおして、感動と満足を与えることができるのが、羽生実業高等学校の魅力です。 

また、部活動等の課外活動においては、運動部(11部)、文化部(13部)あるいは農業クラブ等とてもさかんで、中には、陸上競技・ウエイトリフティング部、農業クラブ、コンピュータ部などのように、関東や全国で活躍する人たちもいます。一昨年度、ウエイトリフティング53kg級で平井海斗君がインターハイと国民体育大会で優勝しました。昨年度はウエイトリフティング部が引き続いて活躍し、関東大会に56kg級の古澤君(11位)、62kg級に平井君(6位)、94kg級に柿本君(5位)、105kg超級に山本君(8位)が出場し、8月の南東北インターハイに平井君と柿本君が出場、さらに3月におこなわれた選抜大会では62kg級で平井君が2位、105kg級で柿本君が10位と大活躍しました。また、フラワーデザインの全国大会には9年連続で出場し、平成24年度には金賞、文部科学大臣賞を受賞しています。
 多くの生徒がそれぞれ将来の目標をもって日々活動しています。皆さん一人一人が高校生活で自分の目標を見つけ、がんばってもらえれば幸いです。皆さんの羽実での活躍を楽しみにしています。     

                                                                                                               埼玉県立羽生実業高等学校長 染野 雅紀

実績(過去5年間 平成25~29年度)

農業クラブ

・平成25年度 プロジェクト発表県大会 区分「環境」最優秀賞 関東大会出場

・平成25年度 フラワーアレンジメント競技県大会 最優秀賞・優秀賞

                          全国大会審査員奨励賞

・平成26年度 フラワーアレンジメント競技県大会 優秀賞全国大会 銅賞

・平成26年度 埼玉県農業クラブ 家畜審査競技大会 優秀賞

・平成27年度 フラワーアレンジメント競技県大会 最優秀賞・優秀賞

                             全国大会出場
・平成28年度 フラワーアレンジメント競技県大会 最優秀賞・優秀賞

                             全国大会出場
・平成29年度 フラワーアレンジメント競技県大会 最優秀賞・優秀賞・3位
                             全国大会出場

コンピュータ

・平成25年度 埼玉県高等学校情報処理競技大会Aクラス個人 準優勝

・平成25年度 埼玉県高等学校情報処理競技大会Aクラス団体 第3位

・平成25年度 全国高等学校情報処理競技大会(個人)出場

 

陸上競技・ウエイトリフティング部

平成26年度 ウエイトリフティング関東選抜大会

             53キロ 平井海斗君 優勝 全国選抜大会出場

             56キロ 尾澤仁君 インターハイ出場

・平成27年度 県高校新人陸上競技大会兼県民総合体育大会

              ハンマー投げ 大月勇作君 第10位

       学校総合体育県大会 ハンマー投げ 久保秋友香さん 第6位

・平成27年度 全国高等学校ウエイトリフティング選抜大会

                  53キロ 平井海斗君 第2位

                  62キロ 尾澤仁君 第6位

       ウエイトリフティング全国高等学校総合体育大会(インターハイ)

                  53キロ 平井海斗君 第4位

                  62キロ 尾澤 仁君 第12位

       国民体育大会 少年男子53キロ 平井海斗君 第5位
・平成28年度  ウエイトリフティング            
       全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
                  53キロ 平井海斗君  第1位
                  62キロ 尾澤 仁君  第5位
                  85キロ 籠宮真利君  出場
                  69キロ 佐藤拓磨君  出場
                       田島美咲さん 出場
       国民体育大会 少年男子53キロ 平井海斗君  第1位
                  62キロ 尾澤 仁君  第3位
       関東高校選抜陸上競技選手権大会
              ハンマー投げ出場 大月勇作君 
・平成29年度 ウエイトリフティング
       全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
                  62キロ 平井翔悟君  出場
                 105キロ 柿本和希君  出場
       全国高等学校選抜大会
                  62キロ 平井翔悟君  第2位 
                 105キロ 柿本和希君  第10位
  
                  
         

卓球部

・平成25年度 新人卓球大会東部地区予選 男子シングルス

                    ベスト24 県大会出場

・平成26年度 関東高校卓球大会兼全国高校総体東部地区予選会

             男子シングルス ベスト8 県大会出場

                          男子ダブルス ベスト16 県大会出場

 

バドミントン部

・平成25年度 新人大会 埼玉県東部地区大会 女子シングルス

                  奈良茜さん ベスト16 県大会出場

・平成25年度 新人大会 埼玉県東部支部大会 女子シングルスA

                           奈良茜さん 第3位

・平成26年度 学校総合体育大会 埼玉県東部地区大会 女子シングルス

                  奈良茜さん ベスト16 県大会出場

 

弓道部

・平成27年度 県北高等学校弓道大会  関口瑳月さん 第10位
・平成28年度 関東個人選手権選抜大会 志村安美さん 出場

 

男子バレーボール部

・平成27年度 県民総合体育大会兼高等学校バレーボール新人東部支部大会

                        ベスト8 県大会出場

・平成27年度 埼玉県技術講習会 東部支部選抜選手 栗原光希君

 


 

平成29年度~校長室

平成29年度~校長室
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2018/12/14new

芸術鑑賞会

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 本日、芸術鑑賞会をおこないました。本校の芸術鑑賞会は3年に1度開催され、今年度は羽生市産業文化ホールで中国太陽芸術団による中国雑技「超人」を鑑賞しました。どのような演技になるのか注目していると、全体的には中国の皇帝一家の娘の婿探しを題材に、踊りや曲芸・パフォーマンス・皿回しなどスピーディーで、次々と変わる演技に生徒たちは夢中になって観ていました。途中生徒や先生も参加してのパフォーマンスもあり、ふだんなかなか見ることのできない中国雑技を大いに楽しめました。

 
     皇帝と姫君たち                          見事な皿回し
 
   生徒も先生もいっしょに          美女のパフォーマンス
 
   突然、嵐が・・・        こんなに載せられます
 
    高い一輪車の演技      見事な雑劇、ありがとうございました
13:32 | 投票する | 投票数(7) | コメント(0)
2018/12/13new

忠臣蔵

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 若い方はあまり知らないかもしれませんが、テレビの番組欄を見ると、例年12月14日前後に「忠臣蔵」という(あるいはこれに関連した)番組を見つけることが出来るのではないでしょうか? 今から300年以上前の、江戸時代の元禄14年3月14日(1701年4月21日)、江戸城殿中松之大廊下で現在の兵庫県にあった赤穂藩藩主・浅野長矩(内匠頭)が、高家肝煎・吉良義央(上野介)に刃傷に及んだことに端を発します。この一件で加害者とされた浅野は幕府の裁定で即日切腹となり、被害者とされた吉良はお咎めなしとなりました。その結果を不服とする赤穂藩国家老・大石良雄(内蔵助)をはじめとする赤穂浪士(赤穂藩の旧藩士)47名、いわゆる「赤穂四十七士」は、紆余曲折のすえ、元禄15年12月14日(1703年1月30日)未明に江戸の吉良邸へ討ち入りをし、見事その首級をあげ、主君の仇をうちました。そして、その後の浪士たちの切腹までの一連の事件を総称して、今日の史家は「赤穂事件」と呼んでいます。主君の遺恨を晴らすべく命をかけて、吉良邸に討ち入った赤穂浪士四十七士の行動は民衆から喝采を持って迎えられました。平和な時代が百年近く続いた元禄の世において、すでに過去のものになりつつあった武士道を彼らが体現したからです。彼らは主君の恨みを晴らした忠実な家臣とみなされました。江戸幕府は、武家社会の事件を文芸や戯曲で取り上げることは禁じられていたので、赤穂事件についても幕府をはばかって舞台を別時代とし、事件を扱った物語が歌舞伎、人形浄瑠璃、講談、戯作などありとあらゆる分野で幾度となく作られてきました。映画評論家の佐藤忠男は、「吉良邸討ち入りは「忠義」を名目にしているものの、本質的には武士の意地を示す行動であり、民衆もその意地に感動したのだ」と言い、歴史学者の山本博文は、幕府への抵抗としての側面があることにふれた上で、「忠臣蔵に私たちが感動しているのは、何か目標の為に、命を捨てて行動する「自己犠牲の精神」があるという単純な理由からなのではなかろうか」と指摘しています。彼らを称賛する意見が多数を占めているようです。もちろん、現在の常識からいえばいけない行為ですが、時代が違うと考えも思想も異なることがわかります。

 
07:41 | 投票する | 投票数(12) | コメント(0)
2018/12/12new

かぼちゃ

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 かぼちゃは保存が効き、保存中の栄養素の損失も他の比べて少ない野菜です。そのため、冬至の時期の貴重な栄養源でもありました。かぼちゃは、中央アメリカから南アメリカ北部を原産地とするウリ科の植物です。日本かぼちゃは、16世紀中頃ポルトガル船によってカンボジアからもたらされ、「かぼちゃ」の名はこの時の伝来先に由来しており、江戸時代中期から風邪や中風の予防にかぼちゃを冬至に食べる風習が根付いたといわれています。ビタミンAを豊富に含み、皮は硬いが長く煮ることでやわらかくして食べることができます。サツマイモと同様にデンプンを糖に変える酵素を含んでおり、貯蔵によってあるいは低温でゆっくり加熱することによって甘味が増します。従って、収穫直後よりも収穫後、約1か月頃が糖化のピークで食べ頃となります。保存性に優れ、常温で数か月の保存が可能な数少ない野菜ですが、保存がきくのは切っていない場合で、切って果肉が空気に触れると数日で腐ってしまいます。甘みの強い品種は菓子作りにも向いており、パンプキンパイや、南アメリカのフランやタイの「サンカヤー・ファクトン」などのプリンなどに加工されます。 フランスではスープの材料として使われることが一般ですが、南部ではパイやパンに料理されます。アルゼンチンでは中をくりぬいたカボチャにシチューを入れます。 アルゼンチンでは中をくりぬいたカボチャにシチューを入れます。種子(パンプキンシード)も食品として市販されており、ナッツとして扱われます。パンや洋菓子のトッピングとして用いられることが多くあります。メキシコにはカボチャの種子をすりつぶしたソースで肉や野菜を煮込んだ、ピピアン (pipián)という伝統料理があります。また、種子から食用油(パンプキンシードオイル)が取れます。アメリカではシナモンやクローブなど、パンプキンパイに用いる香辛料とカボチャを使って醸造したビールが生産されています。日本では北海道での生産量が多く、アイヌの人々もカボチャを栽培しており、北海道での栽培の歴史は古いです。

   

     
07:35 | 投票する | 投票数(17) | コメント(0)
2018/12/11new

水仙

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 水仙は、花の少ない冬に可憐な花を咲かせ、香りもよく、日本人に古くから親しまれています。水仙には多くの種類がありますが、日本では水仙といえば「ニホンスイセン」を指すことが多いです。庭植えや切り花などにするほか、日本各地に群生地があり、私たちの目を楽しませてくれます。水仙の原産は地中海沿岸からアフリカ北部で、色や形の異なる様々な園芸品種があります。日本には平安末期または室町時代頃にシルクロードを通り、中国を経由して渡来したとされています。水仙の名前の由来は、「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典から「水仙」となったと言われています。日本では単に水仙というと、古来より日本で野生化している「ニホンスイセン」を指すことが多く、庭植えや切り花などでよく目にすることができますし、各地に群生の名所もあります。地域によって違いますが、12月から2月が開花時期で、寒い季節に雪の中でも健気に咲くので「雪中花(せっちゅうか)」とも呼ばれます。1月の花にもなっており、春の訪れを告げる花として、正月の飾りに使われることも多いですね。水仙は、可憐なその姿からは思いもよりませんが、実は毒のある植物です。特に葉や球根は毒性が強く、食べると悪心、嘔吐、下痢などの食中毒症状を起こしたり、触ることで皮膚炎になったりすることがあります。葉がニラやノビルに、球根が玉ねぎに似ているので間違って食べてしまう例がよくあるそうですから、気をつけてましょう。

 
07:35 | 投票する | 投票数(22) | コメント(0)
2018/12/10new

羽生市内県立高校合同出前授業

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 羽生市「学びあい夢プロジェクト」協議会事業で、羽生市内の県立高校5校が合同出前授業を12月7日(金)に羽生東中、10日(月)羽生南中、11日(火)羽生西中でおこないます。今日の南中での授業を見学しました。本校からは、商業の授業として「お金をもうけるにはどうしたらいい」と、農業の授業として「オリジナルハーバリウムをつくる」をおこないました。初めての高校の先生の授業で、中学生たちは最初緊張していたようでしたが次第に興味・関心を示し、いづれも積極的に取り組んでいました。他の高校の先生方も工夫をして中学生が興味を持ちやすいよう、気さくに話しかけ、高校の授業を体験してもらいました。高校のことを知ってもらうよい機会とすることができました。




※ 写真は7日の東中での授業のようす
15:55 | 投票する | 投票数(26) | コメント(0)
2018/12/10

針供養

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 「針供養」とは、折れたり、錆びたり、曲がったりして使えなくなった針を豆腐やこんにゃくなどに刺して供養する行事です。針供養は、東日本では2月8日、西日本では12月8日に行うことが多かったようですが、地域に関わらずどちらか一方の日に行うところや、両日行うところもあります。この日付の違いには、背景にある「事始め・事納め」の捉え方が影響しています。「事始め・事納め」とは、コトノカミという神様を祀るおまつりです。元々、「事」という字は、神様への祈りの文である祝詞を入れた器をつけた木を高く捧げて祖霊をまつるという意味の「史」と、吹き流しを組み合わせた形で、「まつり」を意味していました。コトノカミのまつりは、2回あり、12月8日が「事始め」で2月8日が「事納め」になる場合と、2月8日が「事始め」で12月8日が「事納め」という場合があります。この違いはコトノカミが「年神様」か「田の神様」かという違いです。この時に行う「事」が新年に迎える神様の事なのか、田畑を耕し農耕に勤しむ人の事かという違いで、日付けが逆転するのです。年を司る年神様を迎えるための神事を始めるのが12月8日の「事始め」で、すべてを終えるのが2月8日の「事納め」です。こうして年神様に関する一連の神事を終えると、人々の日常が始まります。また、田の神様を迎えて人の日常が始まるのが2月8日の「事始め」で、すべてを終えるのが12月8日の「事納め」です。このように、年神様をまつる神事の期間と、田の神様をまつって働く人の日常の期間とに分けるとすれば、一方の始まりの日はまた一方の終わりの日になるわけです。そして、2月8日と12月8日のことを、「事八日」(ことようか)、「事の日」などと呼びます。「事八日」には、お世話になった道具を片付け、感謝する風習があります。代表的なのが「針供養」で、前述したように、2月8日と12月8日のどちらか一方の日か、両日に行います。針供養の起源は定かではありませんが、中国の「社日(土地の神様をまつる日)に針線(針仕事)を止む」という習わしに起因するという説があります。平安時代には貴族の間で行われるようになったと考えられており、江戸時代に針の労をねぎらい、裁縫上達を願うまつりとして広がりました。針仕事は女性にとって重要な仕事だったため、折れた針や古くなった針に感謝の気持ちを込めて柔らかい豆腐やこんにゃく、もちに刺し、川に流したり、土に埋めたり、神社に納めたりして供養し、裁縫の上達を願いました。豆腐など柔らかいものに刺すのは、これまで硬い生地などを刺してきた針に対し、最後は柔らかいところで休んでいただきたいという気持ちや、供物としての意味があるといわれています。昔はそれぞれの家庭で針供養を行っていたそうですから、豆腐やこんにゃくに針を刺し、身の回りの道具を大事にする気持ちを大切にしてはいかがでしょう。最近は古くなったり、切れたりした物はすぐ捨てることも多いですが、かつては家庭でていねいに修繕して、いろいろなものを使い回していました。ほんと、針に感謝です。

 
07:31 | 投票する | 投票数(31) | コメント(0)
2018/12/08

ナンづくり教室

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 本日、農業体験講座「手ごねナンづくり」をおこないました。参加されたのは小学生の親子1組でした。初めての高校での教室で少し緊張していたようでうが、次第に慣れ、スタッフの教員たち和気あいあいと会話を弾ませながらナンづくりをしました。ナンが焼きあがったキーマカレーと一緒に試食しましたが、初めてとは思えないいい仕上がりで美味しくいただけました。食べ物を自分の手で調理する貴重な体験をしていただきました。

 
  ナンの作り方はこちら     まず初めにやることは・・・
 
  よく材料を混ぜましょう!              生地をのばしましょう!
 
 生地を並べて焼きましょう!    出来上がりました!
 
  自分で作ったナン、美味しい!      ありがとうございました
11:26 | 投票する | 投票数(36) | コメント(0)
2018/12/07

椿(ツバキ、つばき)

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 ツバキ(椿)(学名: Camellia japonica)は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹で、照葉樹林の代表的な樹木です。日本内外で近縁のユキツバキから作り出された数々の園芸品種、ワビスケ、中国・ベトナム産の原種や園芸品種などを総称的に「椿」と呼びますが、同じツバキ属であってもサザンカを椿と呼ぶことはあまりありません。ツバキとサザンカはよく似ていますが、次のことに着目すると見分けることができます(原種は見分けやすいが、園芸品種は多様性に富むので見分けにくい場合があります)。違いは次の点です。
・ツバキは花弁が個々に散るのではなく萼と雌しべだけを木に残して丸ごと落ちるが(花弁がばらばらに散る園芸品種もある)、サザンカは花びらが個々に散ります。
・ツバキは雄しべの花糸が下半分くらいくっついているが、サザンカは花糸がくっつきません。
・ツバキは、花は完全には平開しない(カップ状のことも多い)が、サザンカは、ほとんど完全に平開します。
・ツバキの子房には毛がないが(ワビスケには子房に毛があるものもある)、サザンカ(カンツバキ・ハルサザンカを含む)の子房には毛があります。
・ツバキは葉柄に毛が生えません(ユキツバキの葉柄には毛がある)が、サザンカは葉柄に毛が生えます。
 ツバキもサザンカもいづれも冬から春に花を咲かせ、目を楽しませてくれます。

 
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2018/12/06

山茶花(サザンカ、さざんか)

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 サザンカ(山茶花、学名: Camellia sasanqua)は、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹で、童謡『たきび』の歌詞に登場することでもよく知られています。漢字表記の山茶花は中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来し、サザンカの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛ったものといわれています。元は「さんざか」と言いましたが、音位転換した現在の読みが定着しました。秋の終わりから冬にかけての寒い時期に、花を咲かせます。野生の個体の花の色は部分的に淡い桃色を交えた白色であるのに対し、植栽される園芸品種の花の色は、赤色や白色やピンクなど様々です。日本では山口県、四国南部から九州中南部、南西諸島(屋久島から西表島)等に、日本国外では台湾、中国、インドネシアなどに分布しています。なお、ツバキ科の植物は熱帯から亜熱帯に自生しており、ツバキ、サザンカ、チャは温帯に適応した珍しい種であり、日本は自生地としては北限です。サザンカは生垣によく利用され、学校にも多く植えられています。

 
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2018/12/05

柚子(ユズ、ゆず)

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 寒くなると、鍋物が恋しくなると前日記しましたが、そのような時に欠かせないのがユズなどをベースにしたポン酢です。ユズ(柚子、学名:Citrus junos)はミカン属の常緑小高木で柑橘類の1つです。ホンユズとも呼ばれ、消費・生産ともに日本が世界最大です。柑橘類の中では耐寒性が強く、極東でも自生できる数少ない種で、柑橘類に多いそうか病、かいよう病への耐久があるため、ほとんど消毒の必要がなく、他の柑橘類より手が掛からないこと、無農薬栽培が比較的簡単にできることも特徴のひとつです。成長が遅いことでも知られ、「桃栗3年柿8年、ユズの大馬鹿18年」などと呼ばれることがあります。このため、種子から育てる実生栽培では結実まで10数年掛かってしまうため、結実までの期間を短縮するため、カラタチへの接ぎ木により、数年で収穫可能にすることが多くなっています。ユズの果汁は、日本料理等において調味料として、香味・酸味を加えるために用いられます。また、果肉部分だけでなく皮も七味唐辛子に加えられるなど、香辛料・薬味として使用されています。いずれも、青い状態・熟れた状態の両方とも用いられ、九州地方では柚子胡椒と呼ばれる調味料としても使用されています。これは柚子の皮に、皮が青い時は青唐辛子、黄色く熟している時は赤唐辛子と塩を混ぜて作るもので、緑色または赤色をしています。
熟したユズでも酸味が非常に強いため、普通は直接食用とすることはありません。薬味としてではなく、ユズ自体を味わう調理例としては保存食としてのゆべしの他、韓国の柚子茶のように果皮ごと薄く輪切りにして砂糖や蜂蜜に漬け込む方法などがあります。果汁はチューハイ等にも用いられ、ユズから作られたワインもあります。柚子の果実のうち、果肉の部分をくりぬいて器状にしたものは「柚子釜」と呼ばれ、料理の盛りつけなどに用いられます。近年では、スペインの著名なレストランであったエル・ブジが柚子を大々的に喧伝したのが発端となり、フランス料理をはじめとした西洋料理にも柚子の使用が広まりつつあります。

 
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